どうも、ポンチ熊(@ponchiwork)です。
セゾン投信から2019年12月10日決算のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドから運用報告書が届きました。
公式アナウンスはこちらです。モノクロなのは必要に応じて印刷交付を求められるからなんだろうか。
現在は積み立てを止めて休眠口座のみになっていますが、自分が長期投資に舵を切ったきっかけの思い出深いファンドです。
今でもこのファンドをベンチマークにして勝負しています。自分で工夫を凝らして投資をして、セゾンバンガードに勝てば僥倖。負けたら残念。
積み立ての再開を勧めるメールが届くたびに中野社長に申し訳なくなります。
著書を買ってるんで許してください。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
★参考指数:MSCI オールカントリー・ワールド・インデックス(配当込み)50%+バークレイズ・グローバル国債:G7インデックス50%の合成指数
★信託報酬:0.60% ± 0.02%(実質コスト)
★信託財産留保額:0.1%
★決算日:年1回(12月10日)
★つみたてNISA:対応
★運用会社:セゾン投信
★ファンド純資産総額:約2,000億円
信託報酬は0.60%±0.02%と、最近の超低コスト投信と比べるとやや割高に感じるかもしれません。
うちセゾン投信側のコストは税抜きで0.46%で、残りはバンガード社の信託報酬です。
当初0.7%程度だった信託報酬は、ファンド資産の拡大とバンガード社の信託報酬引き下げで段階的に低下しています。
また、最近のノーロードファンドと異なり、信託財産留保額が設定されています。
投資信託はファンドの売買に関わる費用を受益者で薄く広く負担する仕組みになっており、頻繁に売買する人の売買コストを長期ガチホールドの人が被るという不公平な構図になっています。
長期投資向けの公募投信であれば、信託財産留保額がきちんと設定されていて、それを理解して購入するファンドの方が良心的なようにも思います。
つみたてNISAではアクティブファンドに分類。ベンチマークではなく参考指数として表記されています。
2018年のボラティリティの大きい相場でもキッチリ資金流入しているのはさすが。
セゾン投信のユーザーは23日に一斉積み立てするので、日々の資金流入ランキングはあてになりません。
長期投資だと数日の変化はあまり関係ないと思いますしね。
変な隠れコストがほとんど発生していないのは凄い。会社の利益になる信託報酬についても納得の水準です。
セゾン投信はこれと資産形成の達人ファンドだけの設定で、他に変なファンドを作っていないのが良心的。
ユーザーサポートを考えると、このコストを高いとは言えないでしょう。
信託報酬だけでなく、トータルの経費率をきちんと明示するところも良心的です。
他社ではFoFsで信託報酬は低いけど、トータルのコストは実は高かった、なんてファンドもあったりする。
ちなみにファンドの騰落率は+7.5%で、参考指数の騰落率は+8.3%でした。
やはりファンド・オブ・ファンズのベンチマークと基準価額との下方乖離は多少なりとも発生しますね。
こういったデータを出せるのは直販型の投信だからですね。純資産からも資金流入からも、未来はまずまず安泰ではないでしょうか。
つみたてNISAの発表以降バランスファンドが乱立していますが、時価総額インデックスをベースにしたバランスファンドは実はこれだけなんですね。
個人的には債券込みのバランスファンドの中では、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドか世界経済インデックスの二択だと思っています。
為替ヘッジありなら楽天バランスファンドシリーズもありますが、こちらは純資産の伸びが厳しいものがあります。また定期的にウォッチしていきたいと思います。
tsumiki証券でも開いてエポスカードで資産形成の達人をまた買おうかな。
エポスの年間ボーナスポイントの上乗せにもなるみたいです。
ではまた。明日も色んな価値をBuy & Drip...
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