どうも、ポンチ熊(@ponchiwork)です。
当方のような零細泡沫ブログに質問をいただきました。ありがたい限りです。
今の年齢は置いておいて、アラサー社会人が運用開始するのであればどんな戦術を採るか?
26歳と34歳では結構違うような気もしますが、新卒ではなくあ、ある程度投資資金も貯まり、仕事においても中堅として仕事を任されていく立場だと考えます。
自分のことを振り返ってみると
先日、他の方の質問コーナーで『投資歴7年くらい』と回答しました。実際はその前に株の前身であるパチスロがあるのでそこも含めると何年だ?って話ですが。。。
学生時代はかなり(もしかするとセミプロに近かったかも?)やっていましたが、就職してしばらくは株もその他もやっていませんでした。
お金を動かすことに興味がなくなったわけでは無く、仕事に注力していたので全然余裕がなかったと言うのが現状です。
その間ライフイベントによる変化はあったものの、ある程度仕事のスキルが身に付き、気持ちの余裕も増えてきた、そこで改めて大金を投じる『株式投資』に移行できたわけです。
一部では20代後半では遅いという話も出ていたようですが、ある程度投資のタネ銭が貯まり、運用を意識できるのが30歳前後と言う人は多いのではないでしょうか。
そこも踏まえて、副業として20-30年程度付き合い、出来ればアーリーリタイアを目指す、そんなスタンスで回答させていただきます。
多分コツコツ積み立てでなく、割とガチ勢になると思います。
また、リスク選好度は極大かつ、30歳からの積み立て投資何で、月に10万円くらいは入金する前提で回答します。
1.投資する口座の優先順位
ここら辺は年齢が若返っても変わらないです。利用する口座の優先順位は、1.保険料控除→2.iDeCo→3.つみたてNISA→4.特定口座の順番です。
細かい配分よりも、とにかく非課税枠を埋め切ることから優先です。間違いのない保険料口座を最優先に、後は税制メリットから考えて上記の通りです。
まず流動的ポートフォリオ外の資産として、個人年金・iDeCoから埋めていくことにし、残った分をつみたてNISAと特定口座での運用に回します。
ただ、今でしたら当時とは良い意味で商品設定も変わっています。とは言え、基本的な投資戦術には変わりは無いですね。
2.個人年金保険(及び貯蓄型保険)
生命保険や医療保険は家族構成などによっても変わりますが、個人年金保険は保険料控除が効くので使っておいて間違いなさそうです。
最近ではマイナス金利の影響もあり、保険自体の利回りには期待できなさそうですが、税額控除で実質的に上乗せできます。
- JA共済 ライフロード
- 明治安田生命 じぶんの積立
現環境であれば、取りあえずマイナスにはなりにくいこの二つのうちのどちらかで選ぶことになるでしょう。
保険料控除の上限は年間8万円なので、月々7,000円の設定ができるライフロードがベターかと思います。
まずはこれを低リスク資産として積み立てることにします。
3.証券口座とiDeCo
iDeCoの話をする前に、まずは証券口座を開かないといけません。今の環境であれば、iDeCoはマネックス証券がいいように思います。
何でSBI証券でも楽天証券でも無いのかと思われますが、唯一iDeCoで『eMAXIS Slim オール・カントリー』を選択できます。
今から移管するのは面倒なんでやりませんが、新規に始めるのであればこれを利用しない手は無いでしょう。
- eMAXIS Slim オール・カントリー:100%
iDeCoはこの配分で月々23,000円ずつ積み立てて放置します。
どうせ一度入れたら60歳までは換金できないので株式100%でかつ時価総額比インデックスでいいでしょう。
iDeCo口座はいつでも内部でリバランスできるため、引き出しの時期が近付いたら債券比率を高めてもいいとは思いますが、当座はこれで放置です。
もちろんお好みで日本株や新興国株の比率を高めてもいいと思います。米国株一本勝負は個人的にはあまりお勧めしませんが。
定期的に書面で運用報告が届きます。その際に思い出したらリバランスするくらいで十分だと思います。
ただ、確定申告で控除を受けることだけは忘れないようにしたいですね。株をやるなら確定申告は必須の知識です。
4.つみたてNISA
つみたてNISAは最悪の場合いつでも売却できるので流動性資産に含めておきますが、それでも非課税枠には期待リターンの高い資産クラスを充てるべきという原則は変わりません。
結局つみたてNISAも選択肢が限られているので、iDeCo同様にeMAXIS Slim オール・カントリーを積み立てします。
- eMAXIS Slim オール・カントリー:100%
つみたてNISAもこの配分で月々33,333円ずつ積み立てて放置します。非課税枠についてはフルに使い切るくらいの気絶投資法で十分ですね。
どうせ回転売買もできないので、売却は非課税枠の消失を意味します。無難に全世界株式のインデックスファンドが一番ですね。
4.特定口座
さて、30歳前後で投資を始めるので、それなりに元本も準備してあるものと仮定します。
米国個別株の積み立てを行ってもいいのですが、せっかく自分が今からニューゲームするのであれば、日本の小型株に挑戦しようと思います。
100万円くらい原資を用意し、5,6銘柄くらいのネットネット株に分散して保有。TOPIXやS&P500を上回れば価値、アンダーしたら残念。
正直月々の積み立て以上に投資資金を捻出するのは結構大変です。口座内でこのくらいの楽しみあってもいいでしょう。
ネットネット株で1.5バガーくらいを何回か引き当てれば、意外と増えてくれるかもしれません?
ではまた。明日も色んな価値をBuy & Drip...
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