どうも、ポンチ熊(@ponchiwork)です。
あとNYSEが少しだけ残っていますが、2020年の成績を締めたいと思います。2020年12月31日、大納会終了後、ニューヨーク開場前時点の集計です。
2020年はコロナショック抜きには語れませんが、市況は既にワクチン普及後を織り込んでいるかのような過熱ぶりですね。
3月にサーキットブレーカーが連発していた時はこんな結果になるとは思ってもいませんでした。
数年単位での停滞を予想していたため、嬉しい誤算といったところです。振り返ればもう少し上手く立ち回れたようにも思いますが、所詮は結果論ですね。
コアの部分は円預金及び債券・為替ヘッジ外債・金(ゴールド)を組み合わせ、円建て評価でのオールウェザー型ポートフォリオを目指しています。
一般的な時価総額比インデックスよりもロシア株など、中韓台を除く新興国比率が若干多めになっています。また、オルタナティブ資産には新興国債券・内外REITを採用しています。
ポートフォリオの管理にはju-ni様・Portfolio Checker様のサイトを利用させていただいております。いつも感謝しております。
米国株式部門
積み立て中のETF・投資信託はこちら、個別株の保有銘柄はこちらです。
米国株については、Portfolio Checker様のサイトで詳細を公開しています。
米国株ポートフォリオ全体としては、新規入金分を除き、年初来では-3.6%でした(ディーツ簡便法による計算)。
ちなみに米国市場の年初来リターン参考指数である【HDV】は-11.1%、【VYM】は-3.2%、【SPYD】は-17.1%でした。
尚、【SPY】は+15.6%、【DIA】は+6.7%でした。残念ながら米国部門はコロナショックのリバウンドを取り逃した形に終わっています。
米国株ポートフォリオ全体のパフォーマンスとしては【VYM】と抜きつ抜かれつといった推移です。
配当利回りは4%台中盤と、問題児の【SPYD】と同レベルにキープしており、年初来のパフォーマンスはほぼプラスマイナスゼロです。
このまま株価がレンジ相場で動いてくれれば来年こそはこっちのターンなのですが、果たしてどうなることやら。
こちらはセクター別の投資割合です。図中で『ETF』となっている部分はタバコ株(【PM】【BTI】【MO】【UVV】)です。
ヘルスケア・生活必需品が中心のポートフォリオでしたが、最近では安定利回りを重視して公益株も買い進めています。
また、原油相場の復活を受け、来年はエネルギーセクターの再投資も進めていく予定です。
高配当・連続増配重視であり、これまでの概算パフォーマンスは【VYM】と【HDV】の中間点のような感じですね。
一部減配・配当停止になった銘柄もありますが、保有銘柄全体としては増配基調にあり、今後もディフェンシブ株式中心の運用を続ける方針です。
また、上記とは別に【1545】NASDAQ 100 ETFもそれなりの金額で保有しています。新興市場のグロース株投資はこちらに任せる形ですね。
2021年はより手数料の安い【2568】上場NASDAQ100米国株(為替ヘッジなし)に乗り換えも検討しています。初回の決算・外国税額控除の詳細次第です。
日本株式部門
積み立て中のETF・投資信託はこちら、個別株の保有銘柄はこちらです。
日本株ポートフォリオ全体としては、新規入金分を除き、年初来では+18.2%でした(ディーツ簡便法による計算)。
ちなみに日本市場の年初来リターン参考指数であるTOPIXは+4.8%、【1557】(円建てSPY)は+9.2%でした。
本当はもう少し日本株は選択と集中で行く予定でしたが、優待銘柄の購入もあり、結果的には分散分散になっています。
2021年の日本株はより高配当・優待ありのディープバリュー銘柄を攻めていく予定です。
2020年の入金でジュニアNISAへの拠出を終えており、2021年の入金はこれまで以上に日本株を買っていくことになりそうです。
特に日本市場はNYSE・NASDAQと同様(?)に日経225とTOPIXの乖離が進行しており、出遅れた銘柄で狙っているものが多数あります。
全体ポートフォリオ
非流動性資産であるジュニアNISA・小規模企業共済(iDeCo)・個人年金保険・生命保険、および生活用口座・非常時用資金分の現金は除いて計算しています。
生活口座および生活防衛資金以外の現金は常にポートフォリオに入金しているので、資産変動はあくまで概算です。
円グラフ作成にはバリュートラスト様のツールを使用させていただきました。いつも感謝しております。
運用資産全体としては、新規入金分を除き、年初来で+4.2%でした(ディーツ簡便法による計算)。配当再投資などで現金は出入りするため、あくまで簡便法による概算です。
ちなみに円建てACWIであるeMAXIS Slim オール・カントリーは+9.0%となっております。
参考にしているセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは+6.5%、世界経済インデックスファンドは+5.6%、eMAXIS Slim バランス(8資産均等)は+1.0%でした。
パフォーマンスは待機部分の現金も含めての結果で、課税による控除後であることも考慮すればこんなもんでしょう。ここから外国税額控除も返ってきます。
iDeCo
普段は定期引き落としで放置しているiDeCo口座ですが、年末なので振り返って見てみます。ちなみにiDeCo口座のみ楽天証券を利用しています。
非課税制度として重要なiDeCoですが、給与振込口座から自動引き落とし、60歳を過ぎるまで引き出せないので基本ポートフォリオからも除外して考えています。
口座内で自由にリバランスできるはずなんですが、タイミングを狙って動かせるわけではないのでファンド1本だけの放置プレイです。
現状では投資先はたわらノーロード先進国株式の一本勝負、完全にほったらかし投資です。
今後、万一たわらノーロード全世界株式がiDeCoに採用されれば、先進国株式から切り替えを検討します。
尚、楽天VTはETFを原資産としたファンド・オブ・ファンズ形式で運用されており、投資対象には含めていません。
ジュニアNISA
こちらもまだまだ引き出しは先ですが、年末なのでポートフォリオを俯瞰してみます。
元々はインデックス投資のみの予定でしたが、現在は一部を日本個別株で運用しています。
現在は2/3を【1550】MAXIS 海外株式で、残りの1/3を個別株で運用しています。2021年も同じような戦略で臨む予定です。
こちらの口座は使わなければ次世代に引き継いでいくことになるため、最低10年後も持ち続けられる企業を厳選して購入していくことになりますが、果たしてどうなるやら。
総括
無リスク資産への新規入金分も含め、運用資産全体では2020年は+20.4%という結果でした。運用資産全体からの収益は+5.1%でした(ディーツ簡便法による計算)。
また、運用資産全体から得られた配当・分配金収入は課税控除後の手取り額でトータル431,032円でした。コジ活の副収入と合わせ、つみたてNISAとiDeCoを賄うことができたので十分です。
不労所得だけで月に税引き後5万円以上を達成できました。このくらいになってくると見える世界も変わってきます。自分だけ給料日が13回あるようなものですね。
2021年もやんちゃな投機で資金を溶かすことなく、インデックスと高配当中心で何とか生き残っていければと思います。
ではまた。明日も色んな価値をBuy & Drip...
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