どうも、ポンチ熊(@ponchiwork)です。
ポートフォリオの参考にしている配当貴族指数連動の野村インデックスファンド・米国株式配当貴族から運用報告書が届きました。
配当貴族指数連動のETFとしては【NOBL】がありますが、残念ながら日本の証券会社からは購入できません。
この『配当貴族』というネーミングが大好きなんですよね。。。群がるのは古〇記かもしれませんが。
野村インデックスファンド・米国株式配当貴族
★ベンチマーク:S&P500 配当貴族指数
★信託報酬:0.55%(税込)
★決算日:年1回(4月22日)
★つみたてNISA:非対応
★ファンド籍:日本
★運用会社:野村アセットマネジメント
★ファンド純資産総額:95億円
本家の配当貴族指数はS&P500から連続増配25年でスクリーニングされています。超優良企業の均等割インデックスですね。
今回のコロナショックでは残念ながら脱落した企業もありますが、一方では増配により配当貴族に到達した企業もあります。
そういう一定のルールに基づく銘柄の入れ替えもセミオートでやってくれるのがスマートベータ投資の魅力ですね。
詳細は公式ページより。
S&P500 配当貴族指数
1.米国株式を対象とし、S&P500構成銘柄から算出
2.時価総額30億ドル以上、1日の平均売買代金500万ドル以上の銘柄が対象
3.25年以上の増配を維持した企業より抽出(会計年度によるセレクト)
4.ウエイトは時価総額比率に関わらず均等割インデックス
5.世界産業分類基準(GICS)の11セクター分類で、1セクター上限30%
5.年4回、1,4,7,11月にリバランス
ファンド全体の実質コストは0.57%でした。信託報酬との乖離も小さく、トラッキング精度もまずまず優秀です。
また、SBI証券の投信マイレージ0.2%還元対象ファンドであり、実質的な負担は更に小さくなりますね。
マザーファンドの規模は約240億円程度です。同一マザーで四半期分配のファンドもあり、合わせて200億円程度の運用資産を持っています。
2017年設定のファンドであり、信託報酬も税抜き0.5%とまずまず。あと2年間無事に運用を継続すればアクティブ枠でつみたてNISA対象ファンドに選出される可能性も高そうです。
※Yahoo!ファイナンスより転載
1年チャート、S&P500連動ファンドであるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)との比較です。
残念ながら2020年のコロナショックからのリバウンド相場では大きく取り残されている結果になっています。
25年連続増配と言う指数の特性上、新進気鋭のハイテク銘柄は組み込まれていないのが原因です。
オールドエコノミーの優良大型株に投資した結果ですね。短期の指標だけで測るものではないと思います。
一応最新のレポートから上位構成銘柄です。現在の選出は67企業。均等割インデックスなので、上位銘柄であることには意味はありませんが。
この中では水関連企業として、【PNR】ペンテアと【ECL】エコラボに特に注目しています。
時価総額比率インデックスが基本ですが、こういうスマートベータの挙動からは多くの示唆が得られると思っています。
ではまた。明日も色んな価値をBuy & Drip...
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