どうも、ポンチ熊(@ponchiwork)です。
欧米では第2波・第3波が警戒されていますが、国内ではGo Toキャンペーンなどもあり、株式市場には強気で楽観ムードが漂っていますね。
実体経済の厳しさはANAの決算等からも見て取れますが、株価は大統領選を前にしても財政出動も織り込んでいるかのごとく強気モードです。
マネタリーベースの拡大が続くものの、ある程度安全資産も持っておかないと長期で生き残るのは難しいものです。
今回は個人的に低リスク資産の運用先として注目している東証ETF【2512】NEXT FUNDS 外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信のお話です。
債券ETFと言えば【BND】や【TLT】などの米国債券ETFの話題が多いように思いますが、個人的には欧州などの通貨にも分散しておくべきだとは思ってます。
全く話題に上がらないマイナーファンドですが、自分はこちらの【2512】を採用しています。正式名称が長いので、公式に外国債券(為替ヘッジあり)ETFと略されています。
【2512】外国債券(為替ヘッジあり)ETF
★ベンチマーク:FTSE 世界国債インデックス(除く日本)
★信託報酬:0.132%(税込)
★決算日:年2回(3月7日、9月7日)
★マーケットメイク:あり
★ファンド籍:日本
★運用会社:野村アセットマネジメント
★ファンド純資産総額:106億円
その名前が示している通り、先進国各国の国債に幅広く分散投資するETFです。基本の為替ヘッジなしが【2511】で、円ヘッジ版が【2512】です。
自分は為替ヘッジありの【2512】の方に投資しています。債券に為替ヘッジを用いるかどうかは色々と意見があるようですが、個人的には債券はフルヘッジ、株式はノンヘッジで動いています。
以前は本当にマイナーETFでしたが、昨年の2000万円問題以降(?)純資産が拡大し、現在では100億円以上の運用資産を集めています。
国内ETFの取引手数料の(条件はありますが)無料枠を拡大する証券会社が増えており、これからも運用規模の拡大が期待できるETFだと思います。何となくですが、サイレントマジョリティが多く買っているような。
最新の月報より抜粋して転載です。さすがは王道の債券ETFですね。低金利の影響もありますが、着実にリターンを出してくれています。
ここの所低金利への張り付きが目立っていますが、若干米国金利の巻き戻しも見られており、今後に注目です。
相場を選ばないはずのインデックス投資家でも、金利にはなぜかアクティブに反応してしまいますね。
さすがにこれだけ金利が低いと新規に購入するのはためらわれてしまいます。
現在の平均直利は1.8%で平均デュレーションは8.0年です。今後の分配金水準は1%を切ってくるでしょう。
と言うか、ETFが信託報酬分の金利を出せなくなったらどうなるんだろう?何となくそれに合わせて指数のデュレーションも伸びていきそうな気がしますが。。。
もちろんフェイクではありません。ちゃんと東証ETFを買い付けています。この【2512】は金利が回復すれば再びメインの投資先になっていく予定です。
守備的資産は『キャッシュ』『日本国債』『外国債券』『金(ゴールド)』をハイブリッドで使っています。
- 【2561】iシェアーズ・コア 日本国債 ETF
- 【2512】外国債券(為替ヘッジあり)ETF
- 【1540】純金上場信託
自分はこの組み合わせで持っていますが、配合比はともかく、他に同じ組み合わせの人っていますかね?
現金と株式のカウチポテト(って言うの?)が一番安定するのかもしれませんが、今後も債券・コモディティにも注目していく予定です。
ではまた。明日も色んな価値をBuy & Drip...
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