どうも、ポンチ熊(@ponchiwork)です。
ブラックロックの高配当ETFである【HDV】iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETFが2020年6月の銘柄入れ替えを実施したようです。
高配当株75銘柄の少数精鋭ETFで、毎年3,6,9,12月に銘柄入れ替えが実施されます。
【HDV】iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
★ベンチマーク:モーニングスター配当フォーカス指数
★組み入れ銘柄数:75
★信託報酬:0.08%
★決算日:年4回(3月、6月、9月、12月)
★ファンド籍:米国
★運用会社:ブラックロック
★ファンド純資産総額:57億米ドル
※ブラックロックの公式サイトより
若干の順位変動はありますが、上位陣は基本的に大幅には変わりの無いメンツが並んでいます。
お馴染み安定系通信株の【T】【VZ】、【JNJ】【MRK】【BMY】【PFE】のメガファーマ軍団、【KO】【PEP】の鉄壁の食品・飲料企業ですね。
興味深いのは一部では爆損と呼ばれている【XOM】がトップに買い増しされていることですね。財務体質が強靭な【CVX】も残留。大減配の【SLB】は順位を下げたものの残留しています。
逆に公益系銘柄の中でも大減配の【D】は消えることとなりました。レムデシビルで話題の【GILD】ギリアドも黒字復活ながら姿を消しています。
また、前回タバコ関連企業は【MO】は復活していましたが、今回は採用されていませんでした。
変わって鉄壁のディフェンシブ【PG】と【LMT】が復活。どういう基準で回転売買がなされているのか謎は深まります。
※ブラックロックの公式サイトより
引き続き金融系の銘柄は上位からは姿を消しています。安定配当重視のセクター割り当てになっていますね。
情報技術セクターはお馴染み【CSCO】とアナログ半導体【TXN】が上位に食い込んでいます。【IBM】【INTC】の姿はありません。以前安かった時期は【QCOM】なんかも入ってました。
※Yahoo! Financeより転載
同じ米国高配当ETFである【VYM】【SPYD】との1年間の比較です。いつも通り【VYM】に配当で上回り株価の上昇で負けるわけですが、夏以降その傾向が顕著になっています。
現状エネルギー・ヘルスケアがあまり強くないので仕方が無いのですが、回転売買がうまくいってないのではないかと勘繰ってしまいますね。
自分は高配当ポートフォリオの参考指数にこの【HDV】と【VYM】を選んでいます。
【HDV】に配当利回りで勝ちつつ、パフォーマンスで【VYM】にくっついていくのがひとつの目標になっています。
ではまた。明日も色んな価値をBuy & Drip...
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