どうも、ポンチ熊(@ponchiwork)です。
Twitter株仲間のmaster_k様(@master_k1805)に教えてもらった第2回 日本株ファンダコンペに投票しました。
当方は最近注目している超ネットネット状態の【3841】ジーダットに投票しました。
一般的な簿価に含まれる不動産や証券関係も全て無視し、手持ちの現金と負債だけでネットネット状態を判定します。
今後資金繰りや取引先の破綻等も想定される中、信用経済を全く信用せず、キャッシュ・イズ・キングで耐えられるでしょうか。
現金及び預金 ー 負債総額 > 時価総額
この条件を満たす銘柄を超ネットネット状態と勝手に命名しています。全ての負債を返済し、全ての手形が不渡りとなり、在庫と不動産を二束三文で叩き売っても、なお解散価値が時価総額を上回る状態と考えられます。
取りあえずチャートとIR情報を読んで、自分が気になっている点を列挙します。でもどうしてこんな株価が値付けされるんだろうか。
※バフェット・コード様のサイトより転載
基本データ
現金及び預金:26.6億円 負債総額:5.7億円 時価総額:18.3億円
実績BPS:1.467.67円 株主資本比率:86.0% 営業C/Fマージン:4.99%
半導体や液晶パネルの設計に関するCADソフトウェア企業です。80%超の自己資本比率で、九州工業大学や群馬大学とも産学連携事業を行っています。
親会社は【7595】アルゴグラフィックスで、2007年に上場しています。発行株式の内、50%強がアルゴグラフィックスの持ち分です。
直近の決算短信より抜粋です。見ての通り、純資産の大半が流動資産であり、そのほとんどが現金です。
また、有形固定資産が非常に小さいことにも注目です。ランニングコストのかかる大きな生産設備を持たない知財企業です。
終身旅行者。
— バフェット・コード (@buffett_code) April 24, 2020
政治的リスクを軽減するため、非居住者として拠点国で暮らすライフスタイルのこと。
最近だと与沢翼氏がそうでしょうか。
ドバイを拠点に東南アジアや日本を行ったり来たり。 pic.twitter.com/hyDV4Ph1af
ちょうどバフェット・コード氏の面白いツイートを見つけたので転載させていただきました。
郊外に豪邸を立てて奢侈な生活を送るより、資産はクラウド上に置いて、ピンチの時はスーツケース1つで脱出できるスタイルには憧れを感じます。
決算説明資料より抜粋です。見ての通り、固定費の大半は人件費ですね。ちなみに社員さんの平均年収は695.4万円ですから、待遇としてもかなり良い方ではないでしょうか?
休業の中でもきちんと所得補償をしても、尚キャッシュリッチな状態を保てそうな雰囲気ですね。
コロナ禍の中、多くの企業が経済活動を縮小せざるを得ないと思われますが、究極的にはデスク1つにPC1台にまで縮小しても復活できる企業です。
ライセンスでの収入も見込めるため、手持ち資金で耐えながら復活のチャンスを待つことも出来る業態です。業界としてもハイテク分野の周辺産業であり、まだまだ成長余地があるのも魅力的です。
バランスシートの後半部分です。負債の大半が前受金であり、実質的にはほぼ無借金経営ですね。エクセレント。
こんなですからROE/ROAの数字は小さくなっていますが、このご時世ですから中小株は下手に財務レバレッジをかけているよりもキャッシュリッチな方が魅力的です。
※バフェット・コード様のサイトより転載
EPSにはバラツキがありますが、簿価は確実に積み上がっていますね。配当余力はそこそこ。
ちなみに現在の配当利回りは2.2%程度で、PERは15強になります。
まだ持っていない銘柄に投票するのも何ですが、給付金が支給されたら買ってみようかな。
親子上場はどうよ?って意見もありそうですが、小型株の場合はそれ自体がカタリストになり得るので。
自分の性格的にはある程度配当で返してくれる企業が好みですが、その壁を超えられるのか。
ではまた。明日も色んな価値をBuy & Drip...
応援よろしくお願いします♪