Anywhere Final Countdown

ぼくのかんがえたさいきょうのぽーとふぉりおを雰囲気運用してセミリタイアを目指すブログ

【読書感想文】経済政策で人は死ぬか?を読みました。

どうも、ポンチ熊(@ponchiwork)です。

コロナショックの反動でカチ上げが来ていますね。逆にワクチンがまた遠のいたら同じくらい下げるということでもありますが。
ここしばらくの様子を見て、一部を利食いするなりしてキャッシュポジションを再構築するくらいの慎重さが必要なのかもしれません。

さて、タイムリーに借りてきたこちらの本を読了。『経済政策で人は死ぬか?』というタイトルです。
以前Twitterで交流させていただいているburaburaさん(@burabura_117)から教えてもらった本です。本文は250Pくらいなんで読み始めればすぐに読めます。

f:id:ponchiguma:20201110220822j:plain

6年前の本なんで若干内容は古いですが、過去~リーマンショックまでの経済危機に際して政府がどのような対応をとったか、そしてそれが国民の健康状態にどのような影響を与えたかをデータを元に論じています。
そもそも国民があって政府があって、誰のための政府と政策なのか、政府による国民の『社会保護』とは何なのか。現代ニッポンがいかに恵まれているのか考えさせられますね。

詳細は本文に譲るとして、前半は今では過去の歴史の一部になっている『大不況』を自然実験とみなして解析しています。
2つの社会と政府がどのような政策を行い、それが国民の健康にどのような影響を及ぼしたか、ちょうど同じような文化圏で異なった政策を行った2つの社会がモデルです。

  • 1920-30年代の『大恐慌』に瀕したイギリスの緊縮政策とアメリカのニューディール政策
  • ソ連崩壊後、急速に市場経済化を目指したロシアと軟着地を目指したベラルーシ等の東欧諸国

中盤では我々の記憶にも新しい2つの『大不況』に際して、やはり同じような文化圏で異なった政策を行った2つの社会がモデルになっています。

  • アジア通貨危機に瀕してIMFの緊縮政策を受け入れたタイ等の東南アジア諸国と、その介入を拒み『社会保護』を守ったマレーシア
  • リーマンショックが直撃した欧州で、国内の資産が吹き飛んでも国民生活を守ったアイスランドと緊縮を受け入れたギリシャ

国民(納税者)の立場からすれば、金融危機に瀕しても他国の干渉は無視して医療や福祉などのセーフティネットは維持してくれた方が助かるに決まってますよね。
経済面から見ても、国民の生活と健康を守った方がその後の経済復興にも好影響を与えるという、振り返ってみれば当然のような結論なのですが。

今回のコロナ禍に関して言えば、ウイルスは世界共通の課題(一種のインベーダーですよね)であり、各国が金融緩和や積極的な財政政策を競うようにして打ち出していますね。
我々の日本でも定額給付金や一種のバラマキのようにも見えるGo Toキャンペーンなど、医療体制を維持しながらも経済の流れを止めないための各種の政策が打ち出されています。

そのおかげもあって、(実態を伴っているかは別として)株価は急激に回復し、ウイルス感染が落ち着いてきた中国株やハイテク・通信関係の株はコロナショックを経てもなお力強い上昇を見せています。
反面、こうした『財政出動』は怖い物でもあり、結果的にはマイルドインフレという形で国民が引き受ける(そして日本では給与は上がらない)ことになるのではないか、それに備えるには資産を現金ではなくリスクを負いながらも株やゴールド、あるいは不動産などの形で持っておくより無いのではないかという思いを強くさせられるのです。

 

ではまた。明日も色んな価値をBuy & Drip...

応援よろしくお願いします♪

にほんブログ村 株ブログ 高配当株へ  にほんブログ村 株ブログ 米国株へ  にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ