どうも、ポンチ熊(@ponchiwork)です。
少し前に話題になっていた本をTwitter投資仲間の杏花荘さん(@Kyokasou)から教えてもらったので読んでみました。
山猫総合研究所・代表の三浦瑠麗さんの著作です。200Pちょっとの新書なんですぐに読めますね。
前半の内容は2016年のアメリカ大統領選挙の際に話題になった国民の意識調査『ボーダー・サーベイ』と、その日本版の比較です。
こちらの調査では、国民の意識を下記の4パターンに分類して、支持政党・政策との関係を分析しています。
- 経済保守 × 社会保守
- 経済リベラル × 社会保守
- 経済保守 × 社会リベラル
- 経済リベラル × 社会リベラル
本家アメリカの調査では、これらの組分けと投票先(共和党ドナルド・トランプか、民主党ヒラリー・クリントンか)がきれいにリンクするといった結果が出ています。
対する日本では、与野党とも支持層がオーバーラップしてしまい、この分類では決まらないと述べています。
本書では、著者らのグループが調査した『日本人価値観調査』をもとに、日本人の投票行動を下記の4パターンに分類しています。
- 経済保守 × 外交安保リアリズム
- 経済リベラル × 外交安保リアリズム
- 経済保守 × 外交安保リベラル
- 経済リベラル × 外交安保リベラル
調査結果のサマリーはこちらからも読めます。山猫総合研究所の公式HPより。
前半の調査結果自体は面白いのですが、後半は結構筆者の主観が強く入っていたように思いました。
ちなみに『日本人価値観調査』は現在でも回答可能です。本書を読む前に回答してみると面白いかもしれません。
ではまた。応援よろしくお願いします♪