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【読書記録】反穀物の人類史(ジェームス・C・スコット著)を読みました。

どうも、ポンチ熊(@ponchiwork)です。

今回は人類の国家と都市の起源に関する本を読んでみました。人類による自然環境の修正から始まり、定住と農耕、初期の国家形成に関する内容です。
著者はイェール大学の教授ですが、一般向けに平易に書かれた書籍であり、とても読みやすかったですね。

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東南アジアや中国にも触れていますが、全体としてはメソポタミアの沖積層を中心とした内容です。
自分たちの感覚だと、人はそれぞれ『国籍』があり、どこかの国の住民であるのが当然に感じますが、これはここ400年弱程の話。

それ以前は国家の枠組みにとらわれない『野蛮人』が世界の大半を占めていたと書かれています。
人類の長い歴史の中で、現在の国家の枠組みはウェストファリア条約以降の、ごくごく最近のことですね。

 

・1章 火と動物と植物と:私たちホモ・サピエンス以前からの人類誕生以降の『火』から始まる人新世の興りとも言える世界の変化について書かれています。

・2章 世界の景観修正:農耕開始以前、豊かな湿地を中心とした人口集中と環境の修正、『ドムス』の始まりについて書かれています。

・3章 動物性感染症:人間が動物とより近接して共生することになり、動物→ヒトに感染し、人類が悩まされることになった病原体について書かれています。

・4章 初期国家の農業生態系:国家を形成する基礎となった『穀物』と、耕作のための人口管理、租税の記録としての文字の役割について書かれています。

・5章 人口の管理:穀物生産のコアにあたるマンパワーの源泉である奴隷制について書かれています。

・6章 初期国家の脆弱さ:過度の定住による疫病、都市化に伴う環境破壊、過剰な搾取に伴う

・7章 野蛮人の黄金時代:国家が形成された後、国家の枠組みの外にいた多数派の『野蛮人』の生態系と役割について書かれています。

 

昔から都市に住むデメリットは『疫病』『戦争』と言われていましたが、21世紀になってこれを実感することになるとは思いもよらなかったですね。
でも一般庶民が安全に世界中を自由に旅できた冷戦以降~コロナパンデミックまでの30年くらいが歴史上では特異な時期だったのかもしれません。

 

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