配当利回り5%超え!!ロシア株ETFの魅力について語ります。

皆様いつもお世話になっています、ポンチ熊(@ponchiwork)です。

自分の備忘録と知識の整理も兼ね、しばらくは自分の保有しているファンドの紹介をしていきます。
今日は現在地域別ETFの中で主力になっている東証ETF、【1324】NEXT FUNDS ロシア株式指数・RTS連動型上場投信のお話です。


※Google マップより

御存じの通り、ロシアはエマージング国に分類されますが、同時に世界を二分する覇権国でもあります。
現在アラフォー以上の読者の方々は、ベルリンの壁崩壊~ソ連崩壊をリアルタイムで見ていたことと思います。

ロシア革命でソビエト連邦が成立する以前は、1721年よりおよそ200年間に渡り帝政ロシアが続いていました。
帝国時代の1891年にシベリア鉄道が着工され、帝国崩壊の前年である1916年に全線開通となっています。

現在もプーチン大統領を中心とする、ある意味絶対帝政的な政治体制が敷かれており、グルジア紛争・クリミア侵攻・シリア内戦など、現代においても中国と並び帝国主義的な色彩が強く見られます。
私たちが生活する日本を始めとした旧西側諸国の政治体制とは基本的に異なり、統一ロシアの強力な指導体制の元にある軍事大国です。


わたしのインデックス様より転載

ロシアの人口は約1億4300万人であり、世界9位です。ちなみに日本は10位にランクイン。
しかしロシアが世界市場の時価総額に占める割合は低く、わずか0.5%です。市場にカウントされない部分も大きいため、実際のGDP比率ではもう少し上になりますね。

一人当たりのGDPは11,000ドル程度であり、中国よりは上ですが日本の1/3弱程度。
バルト三国以外のCIS諸国より少し上、ハンガリーやポーランドといった旧東側諸国よりも低い数字になっています。


通商白書より転載

GDP構成比では第二次産業が33%を占めており、特に石油・天然ガスを中心とした資源産業が輸出の中心です。
エネルギー産業の輸出額はロシアの輸出額全体の2/3を占め、貿易は資源産業に大きく依存しており、経済も資源価格に大きな影響を受けています。
同様に、ロシアの通貨であるルーブルの為替レートも、原油価格の影響を大きく受けることになります。


通商白書より転載

見ての通り、原油価格とルーブルの推移がリンクしています。それだけ資源への依存度が高いことが見て取れます。
また、クリミア危機や経済制裁などのアメリカ率いる旧西側陣営との政治的・軍事的な綱引きも相場に大きな影響を与えていますね。


BUSINESS INSIDER 世界の軍事力ランキング トップ25[2019年版]より転載

経済的なプレゼンスは決して大きくは無いものの、軍事的にはアメリカ・中国と並ぶ世界の核となる国です。
総兵員数はアメリカ・中国を上回り約358万人。ロシアの人口を考えると、約2%以上の人口が兵員として配備されていることになります。

また、資源国であるロシアは、国内の資源を掘削・精錬し、それを製品化ししながら自国の持つ軍事テクノロジーで世界最高水準の兵器を製造することができます。
ロシアは経済的には新興国ではありますが、軍事的にはアメリカ・中国と並ぶ覇権国であり、その地位は当面揺らぐことは無いでしょう。



ロシアの人口推移です。出典はPopulation Pyramid.netより。1990年代後半にピークを迎えた総人口は激しい勢いで減少に向かっています。
ロシア株投資については、新興国≒人口増加国、という単純な図式は当てはまりません。

新興国市場に期待されるような国内市場の伸びも大きくは期待できず、経済成長率も2%台前半です。
しかし投資家目線で見ると、ロシア株投資においては必ずしも人口減少≒悪、とはならないと思います。


社会実情データ図録より転載

ロシアの平均寿命の推移です。近年では上昇傾向にありますが、特に男性の平均寿命の短さが目立ちます。
加えて、特にシベリアなどの気候の厳しい地域の過疎は進んでおり、同国の大きな課題となっています。

移民は旧CIS諸国からの流入が多いものの、ロシア自身も移民流出側の国であり、人口の自然減・社会減ともに見られております。
人口規模が大きく、CIS諸国よりは経済的に豊かであり、旧ソ連域内から移民を受け入れる一方、より高所得層が西欧諸国に流出するという構図になっています。

しかしロシアは外貨獲得の大半を資源の輸出に頼っており、エネルギー産業を中心とした外需主導の経済システムを描いています。
同じ独裁体制の帝国主義国家である中国と比べても、内需の弱さはあるものの、国内の人口圧力を気にすることなく、シベリアの大地の資源開発による成長を享受することができます。


ガスプロム社のHPより

強力な軍事力とそれに裏打ちされた政治体制があり、人口増加圧力を受けない開発独裁の資源国。それがロシアです。
こういう事情もあり、PERや配当利回りがビックリするくらい低値で置かれていることもままあります。
最悪の場合には市場封鎖や資産の凍結・接収なども覚悟して購入する、まさにエマージングな高配当市場、それがロシア株です。

長くなったので次回に続きます。

ではまた。明日も色んな価値をBuy & Drip...

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