グローバル3倍3分法ファンドより運用報告書です。

皆様いつもお世話になっています、ポンチ熊(@ponchiwork)です。

大人気レバレッジ型インデックスバランスファンド(と言っていいのかどうか分かりませんが)のグローバル3倍3分法ファンドより運用報告書です。
恐らく自分が直接投資することは無いと思いますが、自分の運用戦術の参考になり、挙動には注目しているファンドです。

グローバル3倍3分法ファンド

基本データ

★レバレッジ:3.0倍
★信託報酬:0.484%(税込)
★信託財産留保額:なし
★決算日:隔月 or 年1回
★運用会社:日興アセットマネジメント
★ファンド純資産総額:3500億円

レバレッジは3.0倍。期間中の騰落率は+24.4%と大成功をおさめていますね。
以下は第1期目の運用報告書、1年決算型からの抜粋です。



投資信託自体の信託報酬は0.484%、実質コストは0.67%です。設定が2018年10月4日なので決算までに丸1年は経過していませんが、コスト面は優秀と思います。
しかし、この経費率はあくまでもファンドの運用にかかる費用であり、レバレッジ運用にかかる金利コストは別です。



現物運用になっているのは先進国株式・新興国株式・J-REIT・海外REITの部分です。TOPIXは先物運用ですね。
マザーファンドは日興の巨大マザーファンドです。マザーファンドの管理費用は、先進国株式:0.04%、新興国株式:0.346%、J-REIT:0%、海外REIT:0.372%となっています。



こちらは先物運用部分の内訳です。TOPIX先物と日・米・独・英・豪国の債券先物が組み込まれています。
債券部分のデュレーションは10年となっています。また、先物運用ですから金利による収入は期待できません。

一般的に先物での運用を行うETFやインデックスファンドの場合、先物運用にかかる証拠金以外の部分を短期債券で運用し、そこに発生する金利と先物運用の金利を相殺し、差額は分配金原資となります。
しかし、このファンドの場合は先物運用に11倍のレバレッジをかけており、先物運用に必要な金利はそのままコストとなって跳ね返ります。

一般的なバランスファンドで用いられる、中長期債券指数(FTSE世界国債インデックスなど)に連動するインデックスファンドとは挙動が大きく異なることには注意が必要です。
金利収入を主体とした債券のホールドではなく、あくまで債券価格の変動(≒金利変動)からの収益を取る運用になりますね。

また、想像していた通りですが、債券部分運用に先物を使うことで疑似的にレバレッジの分だけ為替ヘッジをかけた形になります。
90%の為替ヘッジ付き先進国中長期債券と考えれば、株式・REITとの逆相関によるリターンのブースト効果が期待できます。

海外指数を対象としたCFDの経験があれば挙動はイメージしやすいと思います。
あるいは【SPXL】や【TMF】などのレバレッジETFに投資した際の為替エクスポージャーを考えてもらってもいいですね。



イメージ的には、一般的なバランスファンドにレバレッジをかけているというよりも、上記のような5均等バランスファンドに債券指数の証拠金取引を利用してヘッジ・ブーストをかけている感覚ですね。
先進国株式・REITの為替ヘッジ型インデックスファンドのような挙動をイメージしてもいいでしょう。為替ではなく債券価格の上下をファンドの価格変動に織り込む方式です。

ここ1年間の高パフォーマンスは株式・REITの好調・金利低下による債券価格の上昇に加え、低金利によるレバレッジ運用に必要なコストが低く抑えられていることによります。
今後金融引き締めにより長期金利の上昇があった場合、大きく巻き戻しが起きることが考えられることには注意が必要です。

また、そもそも論にはなりますが、この手のレバレッジ運用は日本の政策金利がゼロに貼り付いていることが前提になっております。
今後日本の金利も正常化すると、これまでのようなパフォーマンスは出しにくくなることも考えておく必要がありますね。

パフォーマンスの絶対値は素晴らしいのですが、ファンドにベンチマークが設定されていないので運用については何とも。
恐らく自分で買うことは無いと思いますが、ウォッチは続けていきたいファンドですね。

ではまた。明日も色んな価値をBuy & Drip...

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