分配金利回り5%のETF【1324】 NEXT FUNDS ロシア株式指数・RTS連動型上場投信についてお話します。

皆様いつもお世話になっています、ポンチ熊(@ponchiwork)です。

昨日の記事に引き続き、ロシア株投資のお話です。本日は自分が投資しているファンドの紹介。
マイナーですが隠れた実力派ファンドであるNEXT FUNDSシリーズの東証上場ETF、【1324】NEXT FUNDS ロシア株式指数・RTS連動型上場投信のお話です。

正式名称が長いので、公式にロシア株式指数・RTF連動型 ETFと略されています。
ロシア株ETFとしてはiシェアーズの【ERUS】が鉄板ですが、基本的に東証で買えるものは東証で買っていく方針です。

【1324】ロシア株式指数・RTF連動型 ETF


基本データ

★ベンチマーク:ロシアRTS指数(円換算)
★信託報酬:1.045%(税込み)
★決算日:年1回(7月8日)
★運用会社:野村アセットマネジメント
★マーケットメイク:なし
★ファンド籍:日本
★ファンド純資産総額:約14億円

野村アセットの運用するロシア株ETFです。国内ETFの中では2008年の上場であり、設定から10周年を迎える比較的古参のETFです。
ロシア株は高配当が魅力ですが、米国上場の【ERUS】を使うと現地課税15%+米国課税10%+国内課税20%の三重課税になってしまいます。

【ERUS】は信託報酬が0.59%と低廉ではありますが、現地課税によるディスアドバンテージを鑑み、その差をどう考えるかですね。
2020年以降の税制改革(国内籍の投資信託においても外国税額控除が適応できるかも?)の恩恵を受けられる可能性があり、実現すれば実際のコストは逆転することでしょう。



運用が安定してきた2017年からの2年比較です。ベンチマークとの乖離は信託報酬分になりますね。2017年からは分配金を吐き出しています。
7月決算の分配金利回りは4.96%でした。信託報酬と実質コストを引くとこんなもんかなと。ベンチマークは異なりますが、【ERUS】と比べても決して大きく劣後することはありません。



今年2019年9~10月の出来高データ、JPXの公式サイトからの抜粋です。買い付けは100株単位、ETFの呼び値は1円単位なんで、ETFの流動性・スプレッドは問題ありません。
ちなみに現在は約5%程度のディスカウント価格で購入することが可能です。マーケットメイク対象になっていない新興国ETFは、大幅な乖離がしばらく戻らないことが散見されます。



MSCIエマージング連動のインデックスファドであるたわらノーロード新興国株式との比較です。原油相場を受けてロシア株は新興国市場の中でも好調です。
ETFからは5%程度の分配金が得られるため、実際の差額はこれよりも更に大きくなりますね。



上位組み入れ銘柄です。そもそもの保有銘柄が少なく上位銘柄のウエイトが大きい上、トップのガスプロム社をはじめ、エネルギー関連株で約半分を占めます。
ロシア市場全体への投資が可能とはいえ、実態はエネルギー株に偏重しており、資源相場の影響を大きく受けることになります。

1位のガスプロムと5位のノヴァテクは天然ガス、3位のルクオイルが原油生産が主体です。
また、4位のノリリスク・ニッケルニッケルだけでなく希少金属であるパラジウムの採掘・精錬に強みを持ちます。ここでも資源大国であるロシアの特長が見て取れます。

現在のPERは4.5程度、PBRは0.7程度です。地政学リスク・軍事リスクなどによるのでしょうか、非常に割安に放置されています。
政情などのリスクと引き換えに、超低PER/PBRのエネルギー・資源株という側面も持つETFですね。

先日の記事でも書きましたが、最悪の場合は資金凍結などが起きてファンドの運用そのものが困難になり、繰り上げ償還どころか完全にストップすることなども有りうるんじゃないかと思って投資しています。
ETFのメリットは分散を効かせることで個別企業のリスク低減ができることにあるはずですが、こちらは投資先の市場そのものの信用リスクと正面から向き合って購入するETFになります。

上記の通り、手放しに勧められるETFではありませんが、iシェアーズの【ERUS】と並び、色んな意味で『エマージング』なリスクを背負っても、尚面白みのある投資先だと思っています。
とは言え、ロシア株自体は投資先としては非常に面白いのですが、保有継続にかかるコストを考えると大変悩ましいところではありますね。
しかしそれを補って余りある魅力もあるのが、このETFです。今後も隙を見て買い増し予定です。

ではまた。明日も色んな価値をBuy & Drip...

応援よろしくお願いします♪
にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村 株ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ
 

0 件のコメント :

コメントを投稿