アメリカの医療保険株は割安なのか?

皆様いつもお世話になっています、ポンチ熊(@ponchiwork)です。

当方のような泡沫アカウントに質問箱を通じて御質問をいただきました。



基本的に自分のスタンスとして、個別株投資においてはセクター分類についてはあまり気にしていません。
個別銘柄はあくまで個別の企業への投資ですので、テクニカル・ファンダメンタルズの両面から銘柄ごとにボトムアップ的アプローチで購入しています。

結果として、原油の市況が悪いときに原油株を買い増すということはあっても、『原油株だから』という理由で買うことはあまりありません。
その上で、医療保険関係の銘柄で自分の監視銘柄に上げている株について少し書いてみます。

1.【UNH】ユナイテッド・ヘルス


医療保険とPBM(処方薬の管理・給付システム)の業界最大手ですね。ヘルスケアセクターではありますが、製薬や医療機器などの『治療そのもの』に関わる部分は少なく、既存薬の産みだす潤沢なキャッシュフローで新興の製薬企業を買収し、医薬品のポートフォリオを組み上げるメガファーマ(【MRK】メルクや【PFE】ファイザーなど)とは異なる構造です。
勝手なイメージですか、医療関係と言うよりも【AXP】アメリカン・エキスプレスや【CME】CMEグループのような特殊金融銘柄に近い性格を持っていると思います。また、収益の大半を米国内に依存し、政策に左右される高収益規制銘柄としては【MO】アルトリアや【LMT】ロッキード・マーチンなんかも実は近いのかもしれません。

現状のPERは17台と、S&P500・ダウ30のPERが18台であることを考えると特別割安とも思いません。配当利回りがあまり高くないのも食指が伸びない理由です。
【AXP】や【CME】と同じく、新規に買い付ける場合は大きく値崩れしたところを掬い取るイメージですね。
もしトランプラリー前半の150ドル近い水準まで落ちることがあれば買いたいと思います。

EPS:$13.31 BPS:34.03 1株配当:$4.32 連続増配:9年
ROE:25.62% ROA:8.07% 営業C/Fマージン:5.32%

2.【CVS】CVSヘルス


米国最大のドラッグストア・薬剤給付管理企業ですが、エトナの買収で医療保険業界にも参入しています。CVSヘルス全体から見れば旧エトナの医療保険関係は小さなセグメントです。
逆に同じドラッグストアの大手である【WBA】ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスはPBM部門からは撤退しており、企業戦略の違いを見て取れます。

株価は2015年の頂点を境に、以降は踊り場で足踏み状態です。昨年は配当も据え置きでした。
今年は昨年末のクリスマスショックに加えて弱気決算で一時期50ドル近くまで下落しましたが、最近になって盛り返してきています。
米国市場でAmazonと競合しない小売りチェーンとしての面白みはありますが、個人的には堅調増配の【WBA】の方を優先して購入すると思います。

EPS:$3.55 BPS:47.12 1株配当:$2.00 連続増配:0年
ROE:8.93% ROA:2.46% 営業C/Fマージン:4.79%

3.【CAH】カーディナル・ヘルス


私の持ち株です。医療保険企業ではありませんが、医薬品卸売企業として割と近しい関係にあるので上げさせていただきました。
最近ではジョンソン・エンド・ジョンソンやメドトロニックから医療器具部門を買収するなど、医療機器セグメントにも事業拡大していますね。

株価は一時期Amazonの医薬品部門への参入のニュースと弱気決算で大きく下げていましたが、最近では少しずつ盛り返しています。
株主還元には積極的で、連続増配33年の配当貴族銘柄でもあります。40ドル付近の時に少しでも買い増ししておくべきでした。
今でもPERは11程度、配当利回りも4%近くあるので旨味はあると思います。

EPS:$4.53 BPS:21.23 1株配当:$1.924 連続増配:33年
ROE:22.01% ROA:3.37% 営業C/Fマージン:1.87%


本題とは少し逸れた気もしますが、自分の監視銘柄についてダラダラと書いてみました。
こういうのでも回答にはなっているでしょうか?

ではまた。明日も色んな価値をBuy & Drip...

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